9社ほどがジェネリックを発売。250mgに関しては先発、ジェネリックは同じ値段で9.9円。500mgに関しては先発(メトグルコ)が16.7円。ジェネリックは250mgと同じで9.9円。尚、先発のメトグルコの名称は一般名のメトホルミン(Metformin)+導入先であるフランスのMerke Sante社の販売名グルコファージ(Glucophage)から来ている。(インタビューフォームより)。尚、メトグルコは大日本住友は結構、医師専門サイトなどでもCMしている(ムービー形式)など)。
(Metformin Hydrochloride)
先発はメトグルコ。250,500mgの2種類があり成人の1日最大投与量は2,250mg。
殆どの医学書、医薬品集は、まずSU剤から解説が始まるがBGから解説する。SU剤が先に発売されたが、BGは薬価が安い。フェンホルミンというBG剤で乳酸アシドーシスの副作用による死亡が報告され、マスメディアによる過剰な?報道などもあり、1970年以降は一時使用されなくなった。しかし、その後メトホルミンのインスリン抵抗性改善などが報告され2000年頃から復活の狼煙(のろし)上げた。その作用機序は以下の図に示すが筋肉に血糖を取り込ませる、肝臓の血糖新生を抑制するなどの作用がある。
約2時間で最高血中濃度となる。12時間後には単回投与では殆ど消失する。