ジェネリックは約27社が発売している。先発のムコスタ100mgが約15円に対してジェネリックは約10円程度である。ちなみに先発のムコスタの名称はMucosal(粘膜の)Stabilizer(安定化)とGastric Mucosal(胃粘膜の)Prostaglandin(プロスタグランジン)Inducer(誘導物質)の2つを少々こじつけて?命名している。
最大血中濃度到達時間はかなり食事の影響を受ける(上図)。食後30分では4時間である。血中半減期は約2時間。
先発はムコスタ
(Rebamipid)
(防御因子増強薬など)
胃粘膜PG増加作用などにより粘膜保護作用を示す。適応病名は胃潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期等となっているが安価であり副作用も少ない事などから鎮痛剤使用時に併用して使用される事も多い。
錠剤は100mgがあり1日3回投与する。成人の1日最大記載量は無いが300mgと考える。OD錠や顆粒もある。