ジェネリックという名称は上記の様に薬剤の一般名generic name)から来ている。ゾロ品などと呼ばれた事もあったが、これは新薬の特許が切れるとゾロゾロ、安い薬が販売されるところから付けられていた。10年前までは40%以下の使用率(数量)であったが現在は既に60%以上になっているのではないか。以下の図は上と同じく厚労省資料より抜粋。

⑥αβブロッカー
⑦利尿剤
⑤αブロッカー
④βブロッカー
③ACEI
①BG薬
②ARB
経口血糖降下剤

さすが、武田は1兆8千億もの売り上げがある。ジェネリック大手の日医工は1400億程度。最近はジェネリックも新薬メーカーが子会社のような形で製造しているのも多いのでは無いか(ジェネリックメーカー名を見てみると分かるが。大手の新薬メーカーが子会社の形で製造してくれた方が、我々も安心感はある。

ジェネリックについて
①Ca拮抗薬
⑤鎮痛薬
①BG薬
a)糖尿病の治療
b)降圧薬
①BG薬
④消化性潰瘍治療薬
②糖尿病
③DPP4阻害剤
②SU薬
②糖尿病

以下はジェネリックメーカー、新薬メーカーの売り上げの図で同様に厚労省資料からの引用。

現在ジェネリック販売会社数は196社ある。以下、同様に厚労省資料より引用。

a)高血圧の治療
⑤鎮痛薬
①高血圧
ジェネリックについて

ジェネリックの薬価は以下のように概ね半額が基準となっている。販売数が多い薬は更に安く設定される。また、薬価は2年ごとの改正で少しずつ下がるが(色々な算定方法があるが詳細は厚労省文書を御覧頂きたい)、今後は1年に1回の改正になるかもしれない。

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他頁にも記載したが、以前はジェネリックの使用に少し抵抗があったが、最近は殆ど抵抗無く使用している。以下は厚労省医政局・保険局が平成29年に公表している「後発医薬品について」から抜粋した。