上記3つのスライドは講義で使用したスライドです。講義スライド④動脈硬化による心臓病や脳卒中を防ぐには、の84枚目から糖尿病の解説をしています。パワーポイントが必要で、ダウンロードに時間がかかります。また、スライドショーの形で見てください。そのまま見ると文字や絵がダブっています。下のボタンをクリックしてもダウンロード出来ます。
診断は①HbA1C6.5%以上②空腹時血糖値126mg/dl以上③随時血糖200mg/dl以上④75g経口血糖負荷試験で2時間値が200mg/dl以上、のうちいずれかが確認された場合を糖尿病型と判断する。また、①と②、③、④のいずれか一つが確認されれば糖尿病と診断する。
糖尿病はⅠ型(インスリン依存状態)とⅡ型(インスリン非依存状態)に分類される。Ⅰ型は自己免疫性、或いは特発性による膵臓のβ細胞が破壊されることによってインスリンが全く(或いは殆ど)分泌されない状態。小児期に多いので以前は小児糖尿病などとも呼ばれていた。インスリン注射(皮下注)が絶対必要なタイプ。Ⅱ型は成人が食べ過ぎ、肥満、運動不足などにより起こることが多いがこのHPでは主にこのⅡ型について解説し、治療薬などについても記載する。